こころの温泉ライヴ Part4 から
第2部

2005年4月23日(土)PM3:00〜
神楽坂・毘沙門天 於


第2部は竹勇からの演奏です。武力也さんが見守る中、彼の生まれ故郷である秋田の民謡「秋田おばこ」をじゅんちゃんの叩くジンベとセッション。追悼の言葉を述べた後、彼と二人で創りあげてきた「ばっちゃのダダダコ」を即興演奏しました。演奏中、彼と歩んできたライブの思い出が走馬燈のように蘇り、今日の演奏もまた泣き三味線になってしまいました♪


写真をクリックすると、CDの中から「ばっちゃのダダダコ」の
サワリを聴くことができます♪

 


武さんも属していた朗読集団「COE(こえ)」の美異亜さんは、おばさんが亡くなって、武力也氏の葬儀参列できなかったことを話し、これからもその死を認めないで歩むことを「予言」するという作品を朗読されました。

 


同じく朗読集団「COE(こえ)」の葛原りょうさんは、武力也さんが屋根の上から、カッコーになって壊れた地球を修理しに行ったのだ!と前置きし、「ある午後に」「白木屋にて」「地球がもっともっと元気になる詩」を朗読しました。



楯岡眞弓さんの指導のもと、地域に根ざした活動を続ける朗読の会「せいくらべ」のメンバー、太田紀美江、佐々木由美子、野林純子さんの3名は、松谷みよ子作「赤神と黒神」を朗読。十和田の女神に惚れた、男鹿の赤神と竜飛の黒神が三角関係で神いくさとなり、恋いに敗れた黒神の大きな溜息で津軽海峡が出来たという、三味線のBGMがピッタリのお話でしたが、楽屋裏ではトミーさんが持ってきたバリのトーイ(おもちゃ楽器)も効果音で盛り上げました。

楯岡眞弓さんは、藤田敏雄作詩「約束」を朗読。「もうすぐ天国に行ってしまうママだけど、坊や泣くんじゃないぞ!男らしく約束してくれ!」とパパが言う。しかし、その晩亡くなったママの前で泣かないわけがない!BGMをつけていても泣けてしまった。翌年、戦争でパパが亡くなった時、ぼくはその約束を守った!という涙なしでは聴けない朗読でした。

朗読集団「風」のお二人は、「こうちゃん、ぶーちゃん天国でこんにちわ」と題して、武力也さんの「熱い」、津布久晃司さんの詩集から「山へ」「やめてくれよ」「人生の終わりに」を朗読。天国の二人に向けて追悼の意を表しました。特に武力也さんの詩は、照りつける太陽の下、熱く焼けた屋根の上で仕事するブリキヤの壮絶な生き様を描いたもので素晴らしかったです。

 


トリを務めたのはサックスの富永ことぶきさんでしたが、時間が押していたせいもあって、
竹勇とわきたに氏との3人ユニット「イエローパッケージ」でやろう♪
ということになり、お客様にもバリのトーイ(おもちゃ楽器)を渡したりして、
レゲー調の曲など全員参加で賑やかに盛り上がって終演となりました。

    

最後に主催の今野十志夫さんから御礼の言葉が述べられました。名プロデューサー・都月次郎さんと共に一緒に創り上げ、シリーズとして続いてきた「こころの温泉」。今まで一緒に参加してきた武力也氏のためにも、彼が見守る中、これからもずっと続いていくに違いありません。リベルタさん、うつるさん、みきさん、文子さん他、陰でお手伝いして下さった多くのスタッフの皆さん、遠方からご協力いただいた、さんちゃさんや、手作りのお菓子を差し入れいただいた風子さん、奇聞屋追悼ライヴにもイラストを提供していただいた倉橋達治さん、田場寿子さんなどなど、そしてご出演の皆様お疲れ様でした。ご高覧いただいた皆様本当にありがとうございました。

  

 
田場さんからいただいたネコのイラストと、うつるさんからいただいた同人誌「リヴィエール」
イラストとリヴィエールをクリックしてみてください。

写真提供は、うつるさん、リベルタさん、近野さんからでした。

お手伝いいただいた、みきさんのレポートもご覧下さい


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武力也・追悼「津軽三味線と詩で語るふるさと」
去る2月19日に西荻窪の奇聞屋で開催されたライヴから


山本竹勇・津軽三味線の世界