じゃむ じゃむ 通信 

2004 6・6  20

 

25歳のツル薔薇が元気に花を咲かせました。

5月14日に撮影しました。薔薇に詳しいお客さんに剪定の仕方や肥料のやりかたを教えてもらい、少しは満足のいく花が咲きました。

店の正面に鎮座して、私よりずっと’あるじ’らしい顔をしています。

夏の暑い日差しの時もこの薔薇の下にはいると、ひんやりとした空気のおかげで汗も引っ込みます。お店に来たら一言ほめてやってください。「偉いね!がんばってね!」

 ベトナム・ストリートチルドレンへのささやかな支援活動を開始します。

同封しましたパンフレットの通り、4月1日より、"じゃむじゃむ"を事務局として、『ベトナムの子供たちと共に生きる会』の活動を開始しました。会設立のいきさつや活動の内容などはパンフレットに詳しく書いてあります。どんな実りが生まれるか予測できませんが、自国の子供達を助けたいというベトナムの二人の若者の夢の種は蒔かれました。

  2ヶ月が経ち、少しづつ芽が出てきています。コーヒーハウスに置いたパンフレットをお読みになり、帰り際、小銭募金に協力してくださるお客さん、当店のコーヒーを焙煎してくださっている「珈琲工房」の鈴木さんは早速ベトナムのコーヒー豆を取り寄せ、品質や今後の見通しについてアドバイスしてくださり、まさにプロならではの的を得た援助に頭が下がります。東京・錦糸町にあるベトナム料理店「サイゴンマジェスティック」ではパンフレットと小銭募金箱を快く置いてくださいました。ある日、上述の若者の一人タイラム君がベトナムの友人とビニール袋を持って鹿沼から"じゃむじゃむ"にやってきました。中を見ると1円5円10円の山、タイラム君の友人知人からの募金との事、胸の詰まる思いがしました。総額4138円、ベトナムで一ヶ月充分生活が出来る金額だといいます。そんな話をしているところへ那須の植木屋さん・伊藤さんから郵便物が届きました。中を開けてみると、ご自身が10数年前にベトナムに行った時に撮ったプロなみの写真が入っていました。いつかベトナムの写真展をしたいので何かあったら見せてほしいと頼んでいたものです。いつも誠実な対応に感謝です。また、趣旨に共感され、さりげなく寄付をされた方達、励ましの言葉をかけてくださる方達、・・すべて、胸の熱くなる瞬間です。

21歳と19歳の2人の若者はまだまだこれから自分を育てていかなければなりません。長い人生、予期せぬ出来事が満ち溢れています。彼らの前途ある人生をこの「会」が縛り付けぬよう、彼らの人生の選択の自由を最優先に尊重して活動していけたらと思っています。ベトナム戦争の特需で経済的に大きくなった日本。その日本で学び成長しているベトナムの青年達。日本のおせっかいなおじさんとおばさんが彼らの心意気をかったといったところです。活動は息長くシンプルに・・・・どうぞ長い目で見守って下さい。

 

活動の大きな力の源・「フエ・子どもの家」創設者・小山道夫さんのこと

この会の設立に大きな後押しの力になったのが、ベトナムですでに10数年ストリートチルドレンの支援活動をしている「フエ・子どもの家」の主宰者・小山道夫さんです。インターネットの検索でその存在を知りました。主宰者が日本の方だったのでさらに驚きました。ホームページを隅から隅まで読むにつれ、昨日までまったく知らなかった世界が突然目の前にばっと開かれ、まさに衝撃の連続でした。

東京で小学校の教員をしていた小山さんは、1992年の夏、ホーチミンを訪れ、快適なホテルを出たとたん、ボサボサの髪と黒い爪をした物乞いをする子供達に囲まれ、心が揺さぶられます。その姿が、教え子達、そして終戦後の貧しかった自分の姿に重なったといいます。翌1993年、小学校を退職し、フエ師範大学の日本語講師をしながら、当時フエ市に100人を超えるといわれたストリートチルドレンの保護活動を開始、現在60人近い子供達と17人のベトナムのスタッフと暮らしています。日本では「ベトナムの『子どもの家』を支える会」(通称JASS)が支援体制をとっています。家族と離れ10数年に及ぶ活動の様子は、ご自身の著書『火焔樹の花』の中で語られているように、波乱万丈です。大学からの不当な解雇、官僚の汚職、軟禁生活、日常生活で起こる大小さまざまな問題、自然災害、そして難しい政治体制・・・その1つ1つを乗り越えられたのは、日々の子供達の成長だといいます。教師になった子、声楽の道に進んだ子、結婚をして子供をつれて遊びに来る子、自立をして自分の人生を生き始める姿は、まさに人間としての尊厳を取り戻す姿です。                                 小山さんは、年間1000人近いボランティアや団体交流を受け入れています。体験をした若者達が将来地球のどこかでその体験を生かすチャンスがあるかもしれないというグローバルな視野に根ざした活動といえます。ある時小山さんは施設を訪れた女子大生から、世界には衣食住に苦しむ悲惨な子供達は何万といるのだから、ここでたかが数十人の子供を助けても何の役にも立たないのではないかと言われ、一瞬ショックを受けますが、それは立つ視点の違いであることを冷静に話されたと、著書の中に書いています。いつの時代も、成熟した弾力のある大人に出会うことによって、若者はいつの日か高くジャンプできるのだと思いました。将来、イラクの子供達に真の援助の手をさしのべる動きにつながっていくかもしれません。小山さんの生きる姿に触れ、人生に挑戦することの意味、価値の大きさを、深く魂に刻んだ若者も多くいるに違いありません。その小山さんが『最近の日本の子の方が危ない』と言います。ベトナムの地から、衣食住になに不自由のないこの日本の子供達の姿は、一体どう映るのでしょう。

来年夏、『フエ・子どもの家』を訪れる予定です。イラクの兵士は、人質になった高藤菜穂子さんに「どうやったら君と友達になれるだろうか」と言ったといいます。私もベトナムの子供達に会ったとき、自分の胸に問いかけてみようと思います。「どうやったらあなた達と本当の友達になれるだろうか」と。

小山道夫さん講演会

『 ベトナム・ストリートチルドレンの現状とベトナムから見える日本の子供達』

 日時 2004年 7月4日 (日) 午後2時より  場所  アートスペース じゃむじゃむ

費用 1000円 (小・中学生は無料・託児なし) 

(資料代・『フエ・子どもの家』への支援協力を含んでいます)

要予約 80名 Tel 0285−24−3870 当日 ビデオ上映・写真展 を予定しています。

 

 

『物・語りは点滅する』 妻木律子 ダンストライ

役者とダンサーのデュオ 妻木律子・木内里美

 

7月23日(金) 午後7時30分より じゃむじゃむ (チラシ参照)

 

珈琲はうす 近況

 6月から 珈琲はうす の営業時間が変わりました。 よろしくお願いします。

11時00分〜20時30分(オーダーストップ20時)

 

 

珈琲はうす 近況

 6月から 珈琲はうす の営業時間が変わりました。 よろしくお願いします。

11時00分〜20時30分(オーダーストップ20時)

 


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