じゃむ じゃむ 通信
2004 1・1 bP9
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
昨年は、暗いニュースの多い一年だったと思います。世界各地での戦争やテロの映像が
テレビで映し出されました。そこで、今年は皆さんの元気が出るニュースから始めます。
実はギネスブックにも登録される予定の、365日連続ライブコンサートを為し遂げた人がいます。一年間、毎日どこかでライブコンサートを開き続けてきたのです。もちろんギネスに登録されるくらいですから、今まで誰も為し遂げた人がいないということです。
或いは、挑戦した人がいないと言うことでしょう。
2003年元旦に鹿児島県から始まり、10月末から11月上旬にかけて小山を初めとして、栃木県内の各地でライブを行い、日本を北上し、北海道の長万部で12月31日から翌1日の元旦にかけて、108発の打ち上げ花火の中でコンサートをしながら年を越したのです。
彼の名は『高橋 忠史 (たかはし ただし)』さんです。
1997年に『奥の細道 ウォーキング・ライブ・ツアー』の途上で、我が家でホームコンサートをしてもらったのが最初の出会いでした。松尾芭蕉の歩いた約1,700qの道をたどり、投げ銭ライブ・コンサートをしながら完歩したのでした。一昨年の10月、2度目の じゃむ じゃむ でのフォークソング・ライブ・コンサートの最中に彼が365日連続ライブの計画を話したときは、『とりあえず元旦の予定と12月31日の北海道・長万部が埋まっている、、、』だけでした。『そんな無茶な、、、』が私の感想です。
明けて2003年の彼のホームページにあるコンサートのスケジュール表は、順調に埋まっている所もあれば、空白が続いている所もあるというものでした。そんな、はらはらどきどきのスケジュール表を確実に埋めていくのを観るのは、うれしいものでした。
10月になり栃木のコンサートが間近になってきた時、彼のスケジュール表に『日本テレビのニュース番組・今日の出来事の中で約10分間の特集で365日連続ライブが放送される』とありました。ホームページの文字の中でしか知ることができなかった彼の日々が映像となって知らされると、彼のエネルギーに圧倒されます。
2004年には1月の第二週か三週に、連続ライブの完結編として同じ番組で放送される予定だと聞いています。皆さんも時間が合えば是非ご覧になってください。高橋さんの
ホームページは『音楽の森・高橋忠史』で検索すればすぐに見つかります。こちらも一度是非観てください。その中で、驚くことに、彼は新たな目標として、365日をさらに連続して繋げて『1,〇〇〇日連続ライブ・コンサート』を掲げています。お坊さんの修行の一つとして「千日回峰」という難しい修行があると言う記事を新聞で読んだことがありますが、大げさに言えばその修行に匹敵するかもしれませんね。
皆さんも彼のホームコンサートを開いてみませんか? 『3人でも5人でも構いません、投げ銭でライブコンサートをします、、、』と彼は言っています。
大げさに思わず、気楽にホームコンサートを考えてみませんか?
ダンサー 妻木律子 さんの挑戦
12月下旬、「妻木律子ダンストライ 転器
Vol.9『棲家』」が南那須町の美しい林の中の個人のお宅にて行われました。役者・木内里美さん(当アートスペースにて『おばあさんシリーズ』を上演)とダンサー妻木さんの『ソロとデュオ』という新しい試みのパーフォーマンスでした。妻木さんはだいぶ以前から役者・ダンサーの中にある共通な部分と異質な部分を作品に変えていく実験のような作業を試みており、今回の公演はその一連の延長線上にあるものということでした。前半は木内さんの朗読に妻木さんの体が反応するように舞います。途中小道具を動かしながら自然に後半につながっていきます。一冊の本を媒体に二人の役割が融合していきます。役者の木内さんのせりふが少しづつ妻木さんのダンサーとしての体を変えていきます。沸騰点に達したかのように妻木さんの口から言葉が飛び散ります。意味のない美しい言葉の響きに、木内さんの体が反応して動き出します。窓の外に広がる林に向かって何かを求めているような妻木さんのインパクトのある動きに、「ここからは超えられないのよ!」と言う暗示的な木内さんのせりふと動きに、私達はもはや鑑賞者というより、1つの場を共有・参加している事にはっとさせられました。妻木さんはプロのダンサーとして海外・国内にて活躍されているにもかかわらず、ご自身の出身地であるこの栃木県に拠点をすえ、観客を巻き込むような公演、障害者とのダンスワークなどさまざまな活動をしていることにずっと以前から注目しておりました。妻木さんは「アメリカに研修に行っている時、『芸術は日常の生活から切り離せるものではない』と言う師の言葉が深く胸に刻まれた」と言います。彼女の活動が深い信念に支えられていたことに初めて納得しました。そして、彼女はもう1歩、足を踏み出し、新たな挑戦をします。南宇都宮にある巨大な大谷石の倉を、「観る場、演じる場、話し合う場、学びあう場」の創造空間にしようと言うのです。この場全体を「ファイン・フィールド」とよ
び、《 BE・
OFF 》と言うコミュニティー活動拠点の運営を、2003年11月から多くのボランティアと共に開始しました。設備のまったくない空間からの出発です。妻木さんはその設立書の中で言います。「BE・OFF は宮沢賢治の言う『すきとおったほんとうのたべもの』を耕す場でありたいと願っています。ともにそこに在ることで生まれるものを必要なものとして受け取りあえる場としていきたい・・・。」 強い『思い・願い』は必ず現実の世界に形となって立ち現れてきます。『すきとおったほんとうのたべもの』・・実体はなく、目には見えず、手には取れないたべもの。一人のプロダンサーの大きな挑戦にまたまた目が離せません。 2004年 夏 木内里美・妻木律子 じゃむ じゃむ にてジョイント公演予定!
珈琲はうす 近況
4月から 珈琲はうす の営業時間が変わる予定です。
現在の18時閉店が20時30分閉店になります。
よろしくお願いいたします。