じゃむ じゃむ 通信
2002 1・28 bP3
謹賀新年
2002年の1月ももうすぐ過ぎようとしています。新年最初の通信なので、遅れましたが、本年も宜しくお願いいたします。
早朝の散歩で近くの公園へ行くと、散歩道には踏みしめると「サクサク」と音のする霜柱が立っていますが、脇にある梅の枝にはすでに小さいながらも蕾があります。梅の花の香りが待ち遠しくもあります。
今回の通信ナンバーを13と入力しながら、数字が13までになっていることに驚きました。じゃむじゃむ も今月で4年目になっている事実にも驚きです。アート・スペースではその間、様々な分野のコンサートや演劇そして講演会等がありました。その隙間をぬうように街のピアノ教室発表会や同好会のコンサート、個人のレッスン場等々の場としてアートスペースは私の望む役目を十分に果たしてくれていると思います。
マスメディアには載らないが、長く修練を積んだプロの演奏家、演劇人のエネルギー、そしてアマチュアではあるが忙しい合間を見つけては研鑽を積んだであろう人々の緊張に満ちた発表会の放つエネルギー、さらに椅子を一杯に上まであげてピアノを必死に弾く子供達のエネルギーは全て同等の強さで私の心の奥深くまで届きます。努力のレベルは違いますが、それぞれの立場の人達が心を込めて解き放つエネルギーにあるのは、ほんの少しの質の違いだけではないか、、、と感じさせられます。
私と言えば、日々の忙しさを理由に、そのエネルギーを十分に受け止める感性のトレーニングを怠っているのではないか、、、。音楽や演劇に日常的に触れることではなく、日々の仕事や雑事の中にあっても感性を磨き得る、素養を養うことができ得る機会を、自らの迂闊さで逃がしてしまっているのではないか、、、と反省しきりです。(健)
鳥山敏子さんの教育講演会にむけて 「
賢治の学校」 訪問の報告
昨年9月、鳥山敏子さんの公演を予定していましたが、双方の都合で延期となりました。その後、彼女の開いている「賢治の学校」のスタッフの方から学校見学のお誘いを受け、授業見学をさせていただきました。
立川駅から歩いて12〜3分程のところに事務所があり、鳥山さんの書物、ビデオ、ワークショップ等の催し物のポスターがきれいにディスプレイされており、その活動の幅広さが伺えました。その事務所から歩いて5分ほどの所に小学部があり9名の生徒が、少し離れたところに幼児クラスがあり8名の子供達が学んでいます。私が小学部に伺った時は、子供達と鳥山さんが丸座になって輪読をしていました。丸座の中心に色とりどりの野の花が置かれていました。
「声が出てないねぇ、それじゃ歌ってみようか」
子供達は魔法にかかったように、生き生きと声を出し輪読が再会されます。途中、子供達がのびのびと質問し、時には鳥山さんのユーモア溢れる説明に大きな笑い声。難しい箇所に来ると体の緊張をほぐす体操までまでとび出し、四角い教室の授業とはだいぶ違います。
授業に参加して一番感じたことは“ほんとうの時間”を生きている子供達の幸せです。 “ほんとうの時間”、、、頭だけで考えるのでなく、心、体、表現、まるごと奮い立たせるようなビビッドなエネルギーに満ちあふれた一瞬一瞬を生きる幸せです。
鳥山さんは教員退職後、初め「シュタイナー学校」を作ろうと考えたほどですから「シュタイナー教育に深い関心以上のものがあった」と言っておられますし、事実その実践のベースに色濃く流れています。しかし鳥山さんがシュタイナー学校でやることをそのまま日本に取り入れる方向に向かわなかったのは、「日本人の文化、体、ことばから出発する事を徹底的に模索する必要を感じたから」だと言います。まず、もっと日本人としてひとりひとりが自分の心、体を模索し、しっかり自分の足で立って世界に向き会える人を育てる教育、、、鳥山さんが「シュタイナー学校」とはせず「賢治の学校」としたところに、私達が見落としている何か大切なものがあるのではないかと思えたことが講演をお願いした理由です。
私は教育には「自然と芸術」が大切なポイントになるのではかという思いが年々強まって来ていますが、現実は思いと逆行するような方向に向かっています。どうぞ、しばし立ち止まって、表面の流れの下にあるものが何かを考え、ほんとうの教育とは何かをご一緒に探って行ければと思っています。混乱な幕開けをした21世紀、希望を託せるのは子供達しかいないのですから。
なお、コーヒーハウスで「賢治の学校」のパンフレット、著作本などの紹介をしておりますのでお立ち寄り下さい。なお講演はより多くの方々に聴いて頂きたく、場所を「ロブレ生涯学習センター」にする予定です。実施日は現在、先方と調整中です。(清)
これからの アートスペース 予定
じゃむ じゃむ 主催のコンサート・講演会は4月より開始致します。
じゃむ じゃむ 後押し講演
小林 正観 先生 講演会
〜幸せの法則〜「ありがとう」の数だけ幸せになれる方法
主 催 小林 正観 さんをお呼びする会
場 所 アート・スペース じゃむ じゃむ
日 時 平成14年 3月13日 (水)
PM6:30〜PM8:30
料 金 2,000円 (当日2,500円)
問い合わせ先 小林 正観 さんをお呼びする会 代表 野口
TEL 0285-25-5880
携帯 090-2329-9590